認知症サポーター ステップアップ講座
- クリス

- 2025年8月29日
- 読了時間: 3分

認知症サポーターとしても、まだ何もできていないのですが、認知症サポーターの世界に誘ってくれたAさんから、ステップアップ講座の案内をいただきました。
もちろん、参加しました。これまでの研修と大きく異なるのは、「傾聴」と「地域活動」の講義・グループワークに日程の半分を充てることです。
「傾聴」については、私自身も以前、簡単な研修をしていましたが、公認心理士という資格をお持ちの講師の方が見えて、お話をしてくださいました。傾聴は技術も使いますが、根底にあるのは相手への関心と敬意です。講師の方もその様な指摘をされていました。
認知症の方への支援として語られた話で、特に心に留めたのは、「つらい・不安な気持ちや困りごとを伺うだけでなく、その方の人生についてお話を伺う」という話です。
私は行政書士として遺言を書くことを勧めていますが、あわせてエンディングノートを書いてみることを勧めています。遺言は遺産分割を生前に指定する法律行為ですが、エンディングノートは法的な意味はありません。ですが、それを記すことで、何を大切に生きてきたのか、生きているのかを振り返り、整理する機会となります。自分自身の心に傾聴する行為です。「つらい・不安な気持ちや困りごとを伺うだけでなく、その方の人生についてお話を伺う」ことは、士業としても大切にしたい考えだと思いました。
「地域活動」は、成功しているオレンジカフェ西遊馬の事例紹介と、参加者の地域ごとでのグループワークです。ちなみに、オレンジカフェというのは、認知症の方やその家族の方が交流できる場です。この講座の目的はチームオレンジという、認知症の方とともに地域で活動する人たちを育成することで、オレンジカフェはその代表的な活動です。
西遊馬は、各サポーター自身が好きなことを持ち寄って、認知症の方を含めてみんなで楽しむというスタンスが成功している秘訣の様です。グループワークは南区に在住者5名と南区担当の地域包括のお2人で、何をやってみたいか意見を出し合いました。すでにオレンジカフェを開いている方や、音楽やアロマを使って回想療法的なことを検討されている方々、体操など一緒に身体を動かそうという方などのお話を伺いました。私は芸がないので、一緒にまち探検をする感じかな。包括の保健師さんからも、ご自身のチームオレンジで開催されているオレンジカフェや介護者サロンの情報をいただきました。eスポーツ体験会など、意外なイベントもあり、お年寄り扱いしたら笑われそうです。
私が、最もやりたいことは、認知症の方に働く機会を提供することです。私自身、生涯ずっと働きたくて、定年のない行政書士を始めました。働いて人に認めてもらうことは、自分の存在を感じることだと思います。認知症の方で、もし、働きたい気持ちがあるのに、働けないでいる方がいたとしたら、そういう場を提供したいと考えています。若年性認知症のGさんは就労支援施設B型(障がいがある方に働く場を提供する事業所です)に通っているそうです。関心を持つまで気が付きませんでしたが、就労支援施設は近所にも複数ありました。
自分で開設したくもあるのですが、私は行政書士なので、障害福祉サービス事業者指定申請など、まず事業者様のサポートをしていきたいと思います。
当日は私が関わっている介護者カフェ「希望のあかり」の開催日だったので、グループワークでご一緒のKさんが参加してくださり、介護の話だけでなく、色々なお話ができました。他にもラインを交換し、再会を約束した方もあり、この様な方々との新しいつながりもこの研修の成果です。この研修に誘い、つながりをアレンジしてくれたAさんにあらためて感謝します。




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